アップル1Q決算「iPad」以外で記録的売上、一貫して改善する収益性にも注目
Apple Inc.

マイクロソフトに引き続き、アップルが1月27日に2021年10〜12月期決算を発表した。すでに概要はニュースで聞き及んだ方も多いであろうが、改めて凄まじい内容だった。

売上高は1,239億ドル(前年比11%増)、営業利益は415億ドル(同24%増)。サプライチェーンの逼迫の影響があって、なおこの結果である。CEOのティム・クックも「アップルにとって過去最大の四半期となった」と強気のコメントを寄せた。

株式市場が軟調となり市況全体への警戒感が増す中、「アップルの好決算が雰囲気を変えた」と見る向きも大きい。終わってみれば、先週のS&P500は前週末と比べてほとんど横ばいだった。

今回の記事では、アップルの最新決算を一通り整理し、サービス事業の現況や収益性改善の背景について考える。その上で、同社が今どのような戦略を繰り広げているかを概観したい。

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