ウォルト・ディズニーの変遷:天才が生んだ企業は何故コングロマリット化したのか
ウォルト・ディズニー

ウォルト・ディズニー。言うまでもなく世界有数のブランドであり、最大級のメディアコングロマリット企業でもある。

展開するのは、ご存じテーマパーク事業だけにとどまらない。テレビ局や映画制作、グッズ販売、ブランドライセンスまで幅広い領域を扱う。近年は動画ストリーミングサービス「Disney+」に力を入れている。

もとは若きアニメーターだったウォルト・ディズニーその人が立ち上げた企業であることも周知の事実だ。ディズニーは、数多くのキャラクターを世に送り出した天才クリエイターでもある。

しかし、ディズニー社がなぜコングロマリット企業になったのか、その変遷を知る方は多くはないだろう。本記事では、創業者ディズニーが経営していた時代に始まり、どのようにして現体制が築かれたのかについて紐解く。

本記事では、創業者ウォルト・ディズニーとThe Walt Disney Companyについて、後者を「ディズニー社」と記述することで区別する。

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