キッチン家電で大ヒットの「BRUNO」紆余曲折の歴史と今後の成長戦略
キッチン家電の「BRUNO」をご存知だろうか。ここ数年で大きく売上を伸ばした「コンパクトホットプレート」で知られる会社だ。
ホットプレートといえば、お好み焼きや焼きそばなどいろいろな料理に活用できる。家族で楽しむにはピッタリだが、従来品はデザイン面が優れているとはいえない。そこに着目し、累計259万台を超えるヒット商品となった。
ブランドとしての売上高は年間100億円を超える。販売元のBRUNOは、以前「イデアインターナショナル」として知られた企業。あの「RIZAP」のグループ企業でもある。
会社としての歴史を紐解くと、そこには一人の事業家の人生と、企業としての紆余曲折があった。今回の記事では、BRUNOという会社がどのように生まれ、低迷し、再び成長することになったかを辿る。