3.5億人のフォロワーを抱えるeスポーツチーム「FaZe Clan」が上場へ
ロサンゼルスに拠点を置くeスポーツのプロ組織「FaZe Clan」が近く、特別買収目的会社(SPAC)との統合を通じてNASDAQへ上場する。統合後の評価額は約10億ドルとなる見通しだ。
『Call of Duty(COD)』や『PUBG』、『Fortnite』といった人気ゲームのプロプレイヤーを擁するチームを運営。ミレニアル・Z世代の若者から絶大な人気を誇り、ソーシャルメディア上でのフォロワー数は累計で3.5億人を超える。
「FaZe Clan」はプロチームの運営だけでなく、ブランドとのスポンサー契約や映像コンテンツの配信、グッズ販売などでも大きな収益を稼ぐ。ゲーマーというクリエイターを抱えるエンタメ企業の側面を持つ同社の戦略について、開示された事業KPIを踏まえつつ確認していこう。