世界一快適なシューズ「Allbirds」が上場:創業ストーリーから事業戦略まで
シューズブランド「Allbirds」が近くナスダックに上場する。手がける製品は「世界一快適なシューズ」と称され、D2Cユニコーンの代表格としても知られてきた。
その特徴の一つは、サステナビリティへの徹底的な配慮だ。「ビジネスの力で、気候変動を逆転させる」というビジョンを掲げ、環境負荷の少ない製品開発にこだわる。
会社の設立は2015年。シリコンバレーで人気に火がつき、今では世界35カ国において同社製品を購入できる。昨年1月には日本にも上陸し、原宿と丸の内に実店舗を構えている。
今回の記事では、その創業ストーリーを振り返った上で、開示された財務情報を軸に事業戦略を紐解いていきたい。