社外のプロ人材を活用!新規上場「サーキュレーション」の事業モデル
サーキュレーション 関連資料

プロシェアリング事業を展開する「サーキュレーション」が7月27日、東証マザーズへの新規上場を果たした。

「プロシェアリング」というのは聞き慣れない言葉だ。「雇用でも派遣でもなく、外部プロ人材の経験・知見をプロジェクト単位で活用し、自社の経営課題を解決する新しい人材活用モデル」だという。

IPO時の公募価格は1,810円だったが、市場での初値は3,205円。高い期待のもと株式市場にデビューした。

「circulation」は循環、流通を意味する言葉だ。「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンは、社名よりも先に決定したという。(血ではなく)「知」のめぐりを良くするプラットフォームというわけだ。

同社は2つのパラダイムシフトの中で事業を行っていると説明する。1つはワーク・シフトであり、副業、兼業、パラレルワークなどの拡がりなど働き方の変化である。もう1つはオープンイノベーション。企業、研究所が外部の経験・知見を有効活用する時代になってきたとしている。

創業以来、順調に業績を伸ばしているサーキュレーション。一体どのような事業を展開し、成長戦略を掲げているのだろうか。直近の開示資料をもとに紐解こう。

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