コロナ禍で脚光を浴びた遠隔医療プラットフォーム「テラドック」の事業モデルと現在
テラドック・ヘルス

パンデミックで注目度が大きく高まった米国企業の一つにテラドック・ヘルス(Teladoc Health)がある。2002年に創業し、オンライン診療に関わるサービスを手がけてきた会社だ。

株価は2020年初頭から2021年の頭までにかけて3倍に膨れ上がったが、その後は「巣ごもり特需」の落ち着きとともに下落。時価総額は120億ドルと、2019年までの水準に逆戻りしてしまった。

2021年に入り、売上成長が鈍化したのは事実だ。それでも2021年7〜9月期は前年比82%成長。10〜12月期にも5.36〜5.46億ドルと、売上高の続伸を見込む。これは同年10月末時点での予想である。

一時の脚光はどこへやら、市場からの評価が低迷するTeladoc。今回の記事では、テラドックの事業モデルについて改めて紐解き、同社の現状を整理する。

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