美団点評 2Q決算:デリバリー復調でV字回復、新規加盟店が前年比110%増
美団点評が8月21日に発表した2020年4〜6月期決算は最終損益が22億1,018万元(≒332億円)の黒字だった。
3ヶ月間の売上は前年比8.9%増の247億2,184万元(≒3,710億円)、営業損益は前年比95.5%増の21億7,465万元(≒330億円)で増収増益を果たした。
主力2事業「フードデリバリー」「店舗・ホテル・旅行(In-store, hotel & travel)」は前四半期にコロナ拡大の影響が顕在化したが、わずか3ヶ月で落ち込みから回復した。
フードデリバリー事業の売上は145億4,410万元(≒2,180億円、前年比13.2%増)に増加した。リアル店舗関連の売上は45億4,398万元(≒680億円、前年比13.4%減)に減少したものの、前四半期比では46.8%もの増収だ。
また、新規事業などの売上が前年比22.1%増の56億3,376万元(≒845億円)に拡大している。
美団点評のサービスはオールインワンのいわゆるスーパーアプリだ。プラットフォームとして数億人規模のユーザーとホテルやレストランなどの事業者を繋ぐ。