Sea Limitedが8月18日に発表した2020年4〜6月期決算は最終損益が3億9,354万ドルの赤字だった。GAAPベースの損失は拡大した一方、調整後EBITDAは黒字化を果たした。

3ヶ月間の売上は8億8,203万ドルと倍々ペースで成長を続けている。ゲームの前受収益やECの販売インセンティブを考慮した調整後売上は12億8,721万ドル（前年比+93.4%）となっている。

Seaはゲーム・プラットフォーム『Garena』を稼ぎ頭に、近年はEコマース『Shopee』が爆発的な成長を遂げてきた。

ゲーム部門（Digital Entertainment）の調整後売上は7億1,621万ドル（+61.6%）、Eコマース事業は5億1,060万ドル（+187.7%）といずれも成長が再加速した。

ゲームQAU5億人、課金ユーザー比率10%に上昇

Seaのゲーム・プラットフォーム「Garena」は2018年末から高成長軌道に乗った。