ランサーズ1Q21決算:コロナ禍も流通総額+16%成長、新規サービスも開始
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ランサーズが8月13日に発表した2020年4〜6月期決算は最終損益が113万円の黒字だった。税金調整で最終損益がわずかに黒字に転じたものの、営業損益は赤字となっている。

売上高は8億6,717万円(前年比29.6%増)とコロナ禍でも堅調な推移だ。営業損益は1,604万円の赤字(前年同期は2億7,000万円の赤字)となった。

ランサーズでは各サービス毎の売上計上基準に違いがあることもあり、売上総利益の最大化を主要な経営テーマとしている。今四半期の売上総利益は4億2,841億円(前年比13.5%増)で、売上高同様に拡大が続いた。

業績予想との比較をすると、売上高(達成率104.5%)、売上総利益(達成率107.1%)、営業利益(4,100万円増)と、どれも上振れの着地となった。

今四半期は短期的には特定業界の経済活動縮小により流通総額に影響が出ているものの、新規クライアント数が過去最高を記録するなど、将来の業績に好影響となる材料も見受けられた。

流通総額は前年比16.0%増、前Q比では微減

まず確認したいのは流通総額のトレンドだ。コロナ影響もあって成長は鈍化しつつも、前年比での拡大が続いている。

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