Tencent Music 2Q決算:MAU減も音楽課金が加速、動画が次の柱に?

Tencent Musicが8月10日に発表した2020年4〜6月期決算は最終損益が9.39億元(≒144億円)の黒字だった。

同期間における売上高は前年比+18%増の69.3億元(≒1,040億円)。1〜3月期の落ち込みから復調した格好だ。営業利益は毎四半期とも安定的に10億元(≒150億円)程度を稼ぎ出している。

足元を牽引しているのは『QQ Music』などの音楽配信サービスだ。売上は前年比42.2%増の22.2億元(≒333億円)に拡大している。

これまで高成長だったソーシャルエンタメ事業は47.1億元(≒707億円)。前年比8.7%増と、2四半期連続で1ケタ成長にとどまった。

音楽配信MAUは6.5億人で頭打ち

業績が堅調に推移している一方、ユーザー数の拡大には頭打ち感もある。

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