「ぐるなび」1Q21決算:コロナ直撃、飲食店販促サービス8割減収
国内グルメサイト大手「ぐるなび」が2021年3月期1Q決算(2020年4月〜6月)を発表しました。
売上高は17億8,336万円(前年比76.4%減)、営業損益は38億2,457万円で大幅な減収減益となりました。
最終損益は37億7,749億円で、NHKによるとこの時期の最終損益が赤字となるのは2006年以来、14年ぶりだそう。
ぐるなびは飲食店向けのサービスで、飲食業界は新型コロナで大変な打撃を受けています。足元の状況は想定された通りではありますが、いざ目の前にすると感じ入るものがあります。
果たしてぐるなびは、この状況をどのように切り抜けていくのか。決算報告の内容を紐解いていきましょう。
まずは売上構成をみると、大きな減収となったのは店舗向けに課金する「飲食店販促」サービス。
有料加盟店から月額の基本加盟サービス料金を受領し、『ぐるなび』サイトでの店舗掲載や予約システムなどが利用できるという基本的なサービスです。