PayPal 2Q決算:決済高の成長加速、QRコードでオフライン決済も強化へ
デジタル決済市場を牽引する「PayPal」が2020年2Q決算を発表しました。
売上は52億6,100万ドル(前年比+22.2%)、営業損益は9億5,100万ドル(同+34.5%)と、前四半期の減速から一転して大幅な増収増益となりました。
世界的なオンラインシフトの加速は、AmazonやShopifyをはじめとするEコマース産業に多大な追い風をもたらしています。
Eコマースのためのより根源的ともいえる「決済」に特化するPayPalにはどんな影響があったでしょうか。決算報告の内容について整理していきましょう。
この4-6月、PayPalにとって大きな追い風が吹いたことがわかるのが、次のグラフです。