セブンイレブンで今起こってる需要変動とは?大幅減益も足元回復、新たな取り組みも

大手コンビニ「セブンイレブン」を運営するセブン&アイ・ホールディングスが2021年2月期第1四半期決算を発表しました。

営業収益は1兆3,918億円となり、前年比-12.8%の減収に。営業利益は714億円と前年から20%以上の減益となりました。

新型コロナウイルスによる影響は、国内最大のコンビニチェーンであるセブンイレブンにも顕著に出ています。事業数値や決算トピックスについて確認していきましょう。

百貨店、専門店の売上が半減

まず確認したいのは、グループ全体の営業収益の動向です。

セブン&アイHDはり、コンビニ、スーパー、百貨店、外食、専門店と大きく5種類の小売業態を展開しています。

営業収益をセグメント別に見ると、グループの主軸であるコンビニ、スーパーの両部門はそれぞれ前年比一桁の減収にとどまっています。

国内コンビニ事業は2,186億円(前年比7%減)、海外コンビニは5,886億円(同5%減)。スーパー部門は4,255億円(同9%)となりました。

その一方、大打撃を受けているのが百貨店をはじめとするその他の部門です。

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