「Fringe81」FY20決算:ピアボーナス『Unipos』2倍成長がつづく
ネット広告代理業を軸とする「Fringe81」がFY20決算を発表しました。
売上高は63.7億円(前年比▲6.7%)、営業損益は▲4.8億円。2017年の新規上場以来、初の減収となり、赤字に転落しました。
業績予想と実績を比較すると、売上高は▲9.2億円(達成率87%)で未達。
営業利益については、当初から大規模なマーケティング投資、人員強化を見込んでおり、赤字を計画していました。そのため、赤字転換にはなったものの、業績予想のレンジ内には収まっています。
一方で、当期純利益は▲9億円の赤字。ソフトウェア資産3.0億円の減損処理を行ったことで、想定レンジを大きく下回りました。
Fringe81は広告代理事業を中心に規模を拡大してきました。足元ではコロナ禍による影響を受け、減収に。一方でここ数年は新規事業『Unipos』への投資を積極的に行っています。
今回はFringe81の状況について、成長著しい『Unipos』の動向を中心に整理します。
まずはトップライン(売上)の動向を確認してみましょう。