「皇帝に貢ぐお茶」など:注目経済ニュース図解
おはようございます!
2019年、一大ブームになった「タピオカ・ドリンク」。
すでに「第3次ブーム」と言われた2018年から輸入量はさらに4.5倍に拡大し、「ゴンチャ」や「ジ アレイ」などの有名チェーンは店舗数を倍増しました。
国内チェーンも「ドトール」や「スシロー」までもが参入。文字通り、2019年最も流行したモノと言って過言ではありません。
そんな中で先日、マクドナルドやベネッセの経営を歴任した原田泳幸氏がゴンチャ・ジャパンのCEOに就任。
原田氏は日本の「プロ経営者」として先駆けとも言える人物ですが、日本マクドナルドやベネッセでは業績悪化や不祥事などもあって「タピオカに引導を渡しにきた」などと揶揄する声も見られました。
原田氏は、あくまで2年から3年で戦略の方向性を軌道に乗せ、新しい人に任せると宣言。長く経営するつもりではないようです。
そもそもゴンチャ(貢茶)は、中国で皇帝に献上された「貢ぐ茶」が語源。2006年に台湾で創業して以来、世界で約1,100店舗を展開する実力あるチェーンです。
過去には「我々はタピオカ屋ではない」というインタビュー記事が出ているように、本来は「皇帝に献上するような」高級な台湾茶を出すお店です。
ただそれでも、タピオカ効果で2018年の売上は前年の5倍に。今年は何倍でしょうか。
参考:台湾カフェ、FCで浸透 ゴンチャジャパン・原田泳幸CEO
ベトナム初のビリオネア、ファム・ニャット・ブオン氏。まだ51歳と比較的若いブオン氏ですが、最初の事業が時代を反映していて、非常に興味深いキャリアです。