Netflixがハリウッドの映画館を買収?など:注目経済ニュース図解

おはようございます!

ガーナの中央銀行が、なんとデジタル通貨を発行するそうです。電子版「セディ(ガーナ通貨)」を発行する試験プロジェクトを近い将来スタートする見込み。

ガーナではモバイル決済が急速に成長し、2018年の取引回数は14億回と、前年(9.82億回)から急拡大。この成長を支える仕組みとして、デジタル通貨を実現するつもりのようです。

それでは、世界の注目経済ニュースを図解していきましょう!

Netflixがハリウッドの映画館を買収?

動画ストリーミングサービスを手掛ける「Netflix」が、ニューヨークの歴史的な映画館『パリ劇場(The Paris Theatre)』と長期リース契約を交わしました。

パリ劇場は1948年に営業を開始した老舗で、アメリカ国外の映画を扱う映画館として長く愛されてきました。しかし近年は客足が遠のき、今年8月に閉鎖を発表。Netflixはそこに目をつけた形です。  

今年9月にはハリウッドの『エジプト劇場(Egyptian Theatre)』を買収する交渉をしているとして話題になったばかり。エジプト劇場はさらに歴史が古く、ハリウッド黎明期の1922年に誕生。ちょうどツタンカーメン王の墓が発見された年で、アメリカでは「エジプトブーム」が巻き起こっていました。歴史ですね。

さて、Netflixが映画館を獲得しようとするのには理由があります。これまで有名映画監督や俳優を起用し、莫大なコストをかけて映画製作にあたってきたNetflix。その一部は実際の映画館でも放映してきましたが、映画館から十分な放映数を獲得することができずにいたのです。

背景には、Netflix側が映画館の事情に寄り添おうとしなかったなどの要因があるそうですが、確かに自前で映画館を持ってしまえば、そんな問題は解決しそうです。

参考:Netflix leases New York’s Paris Theatre 

ガンダムをめぐる戦い

『機動戦士ガンダム』といえば、日本を代表するアニメIP(知的財産)の一つ。企画の根底には『宇宙戦艦ヤマト(1970年代)』のヒットがあったと言われ、「ハイターゲット向けに熱狂的なファンを掴む」という狙いのもとに作り上げられました。

そのガンダムを、バンダイナムコHDと創通の株主が奪い合っています。

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