SaaS産業のパイオニア「Salesforce」が2020年1月期3Q決算を12月3日、発表しました。

売上高は45.1億ドルで前年同期から+33%の増収。営業利益は0.65億ドルで同じく▲29%の減益です。

Salesforceは企業買収も含めた拡大戦略をとっており、直近ではタブロー・ソフトウェアを157億ドルで買収。同じく、非営利向け事業として別展開していた「Saleforce.org」を3億ドルで買収しています。これら買収による影響を除くと、+21%の増収。

世界では「デジタル・トランスフォーメーション（DX）」と呼ばれる既存産業のデジタル化が一大テーマとなっています。その筆頭格とも言えるSalesforceの決算について、紐解いてみたいと思います。

「Tableau」買収で欧米加速