Nintendo Switch続伸!デジタル売上も急増の「任天堂」2Q決算まとめ
任天堂

日本を代表するゲームメーカー「任天堂」2Q決算が10月31日、発表されました。

上半期の売上高は4,440億円。前年から+14.2%の拡大です。

一方、営業利益は942億円。同じく+53.4%の増益で、2年前と比べると2.3倍になりました。3年前は赤字でした。

『Nintendo Switch』の大ヒットにより息を吹き返し、その後も拡大を続けている任天堂。詳しい売上構成などについて、確認していきましょう。

デジタル売上が前年+83%の拡大

任天堂の売上4,440億円のうち、どのくらいが『Nintendo Switch』によるものでしょうか。

見てみると、売上はなんと4,056億円。実に全体売上の91%以上がNintendo Switchプラットフォームによるものとなりました。

Nintendo Switchが発表されたのは2017年3月ですから、わずか2年半で年間売上にして8000億円ペースに拡大しています。世界広しといえど、これほど爆発力のある事業は他にないのではないでしょうか。

直近では、ソフトのデジタル販売(ダウンロードソフトなど)による売上が急拡大。前年同期の391億円から716億円へと83%も拡大しています。ソフト売上全体に対する割合も36.2%と、前年の25.1%から上昇。

こちらも2年前の売上は228億円でしたから、2年で3倍以上です。

昨年度からさらにミリオンセラータイトルを追加

それにしても、『Nintendo Switch』事業はなぜ、これほどまでに伸びているのでしょうか。色々な要因があると思いますが、少なくとも言えるのは「ヒットタイトルが大量に出ている」という事実です。

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