おはようございます!
中国のアリババグループは26日、香港市場に上場します。機関投資家からの人気は高く、申し込みは募集枠の数倍になったそうです。調達額は110億ドルを予定。ものすごい金額です。
それでは今朝も、注目ニュースを5本図解していきましょう!
中国の決済テクノロジー企業『Yeahka』が、香港に新規上場して3億ドルを調達しようとしているとブルームバーグが報じました。
Yeahkaは元テンセントの『Tenpay』チームメンバーによって2012年に創業されました。ほどなくしてテンセントからの出資も獲得。小規模店舗向け決済サービスの開発に注力してきて、2013年には子会社の「楽刷科技」を設立。
2014年には中央銀行から決済業務ライセンスを受けて、2015年には各種カードやAlipay、Wechatなどのプラットフォームに対応しました。
以来、中国初のライセンス保有企業として様々なモバイル決済サービスを提供していき、2018年には銀聯聯網(NUCC)のバーコード決済システムとも接続。
現在、Yeahkaは中国で2番目に大きなノンバンクで独立型のQRコード決済サービス提供者。2018年の市場シェアは12%で、アクティブ決済顧客は6月末時点で480万いるそうです。
参考:Tencent-Backed Yeahka to Seek $300 Million in Hong Kong IPO
『ルイ・ヴィトン』はじめ数多くの高級ブランドを抱えるフランスのコングロマリット「LVMH」が、10億ドルもの大金を投じてデパートの再建に挑戦しています。
インターネット全盛の世の中にあって、老舗デパートは苦境にあえいでいます。米英では大手デパートが次々と店舗を閉店し、バーニーズニューヨークは今年8月に破産。
それなのにLVMHは今、「デパート」に出資する理由とは何なのでしょうか?