TikTokが「ソーシャルコマース」に関心?注目経済ニュース5本を図解

おはようございます!

先日もFacebookがブラジルで『TikTok』クローンを開始したことがニュースになりました。どうやらFacebookはTikTokを完全にライバルとして意識していますね。

TikTokを運営するバイトダンス社の合計MAUは世界で15億人に達したとされ、年初から1.5倍というハイペースで成長中。Wechatなど中国サービスの多くが言語の壁を超えられなかったのとは裏腹に、TikTokだけがグローバルで拡大しており、Facebookとシェアを争うのは必至。

今後「Facebook VS バイトダンス」という構図は、もっと至るところで目にするかもしれません。

ソーシャル・コマース

中国のソーシャルネットワーク「TikTok」が、ソーシャル・コマース実現に向けて動き出しました。

一部のユーザーが、自分のプロフィールにEコマースサイトへの導線を貼ったり、投稿閲覧者をEコマースサイトに遷移させたりということができるようになったのです。

今の段階では、これら機能はあくまで「実験段階」とのことですが、TikTokに投稿するインフルエンサーたちにとっては、巨大な収益源になりうるインパクトの大きな機能です。

SNSをショッピング機能と結びつける「ソーシャル・コマース」は、Facebookも関心を示しています。かねてより「Marketplace」機能でFacebook上での取引を実現してきたのはもちろん、今年6月にはインドの『Meesho』に出資。

MeeshoはWhatsAppなどで買い手と売り手を結びつけるサービスを提供しており、インドの物流会社と連携の上、サービスを提供しています。

インドはTikTokにとっても巨大マーケットの一つで、現地のユーザー規模は1.8億人でInstagramを上回っています。TikTokのソーシャルコマースがインド市場と結びつけば、とてつもない成長が生み出されるかもしれません。

参考:TikTok tests social commerce

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