国内スタートアップ調達ニュース【木製スマートデバイス『mui』など】
今週(2019年11月4日〜11月8日)も多くの国内スタートアップが資金調達を発表しました。それぞれ木製スマートデバイスから大学生向けの時間割アプリまで幅広く事業を展開しています。
木製スマートデバイスを手がける「mui」が環境エネルギー投資、Darma Tech Labsなどから2億円の資金調達を実施しました。
muiの運営母体である『mui LAB』は京都に拠点を置く印刷会社 NISSHA(東証:7915)のグループ会社として2017年に設立。
muiの木製スマートデバイスにインターネットに接続すると、LEDディスプレーが表面に輝いて現れ、家電の操作から天気予報・ニュースの受信が可能に。さらにテキスト/音声メッセージによるやり取りまでできるようになります。
muiは米国の大手テック系専門誌で「ゆとりある生活空間を生み出すデバイス」として注目。アメリカのクラウドファンディングサービス『Kickstarter』でローンチ1週間にして目標額の50%にあたる5万ドル、3週間目には8万ドルを調達した実績があります。
muiは今回の資金調達で引き続きマーケティング、R&Dへの積極投資と人材獲得を推進していく方針です。
● 調達額: 2億円
● 主な投資家:環境エネルギー投資、Darma Tech Labsなど