M&A仲介会社「ストライク」決算まとめ:大型案件増で営業利益2.7倍
ストライク

M&A仲介会社の一つ、ストライクが好調です。

1Qの売上高は14.8億円で前年比+79%の増収。営業利益は6.2億円で、同じく2.7倍の増益となりました。それに加えて今四半期は、投資有価証券の売却によって2.25億円の特別利益を計上。当期純利益は前年比4倍近い5.73億円となりました。

M&A仲介会社として有名な競合他社が日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズあたりで、軒並み高成長を続けています。高齢化が進んでいく中で「事業承継」など需要が高まるとされる中小企業のM&A。ストライクはその中で、どのように事業を進めているのか、決算書を紐解いてみましょう。

案件単価上昇で売上急増

ストライクのビジネスモデルは、「売りたい企業と買いたい企業をマッチングさせて、M&Aが決まったら(成約したら)成果報酬を受け取る」というもの。売上高は基本的に、「成約単価」と「成約件数」のシンプルな掛け算で決まってきます。

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