3分でわかる「巨大IT企業」最新決算まとめ
時価総額10兆円を超える巨大IT企業の2019年4~6月期(5~7月期)決算が出揃いました。
売上が最も大きいのは192億ドルのIBMですが、業績の下降が続いています。
Cisco(134億ドル)やOracle(92億ドル)は横ばいで推移。アクセンチュア(111億ドル)やSAP(1ユーロ≒1.09ドルで換算した場合72.3億ドル)は堅調に増収しています。
SalesforceとAdobeは四半期で40億ドル程度と離されているものの、猛烈なスピードで差を縮めています。
営業利益は季節性の影響で捉えにくい部分もありますが、コンサルティング事業が中心のIBMとアクセンチュアは他5社と比べて収益性は低めです。
CiscoやOracle、Adobeは営業利益率30%前後を誇り、SalesforceはFY2018以降(2017年2月~)は黒字を続けています。
それでは、売上の大きい順に最近のトピックを整理していきます。
【IBM】7月にRedHat買収を完了し、クラウド事業に懸ける