「Shopify」2019年2Q決算:新サービスが示す新たな成長ポテンシャルとは
EC出店支援サービスを提供するカナダの急成長企業「Shopify」が2019年2Q決算を発表しました。
2Q19の売上は3.6億ドルで過去最高。前年同期比で売上が47.8%増加しています。一方で、営業損失の方は▲3,962万ドルに拡大しています。
Shopifyのビジネスは出店支援サービスの利用に伴う「定期課金」収益、商品販売の売上の一部を徴収する「手数料」で構成されています。
販売手数料、定期課金ともに前年同期比で2桁成長を遂げています。特に販売手数料による収益の伸びは顕著で、全体売上の増加を牽引していることが分かります。
販売手数料の増加の鍵となるのが、GMV(総流通額)です。GMVとは、ShopifyのECプラットフォーム上でやり取りされた商品の代金の総額を意味します。