ゲーム不振で利益半減!「エイチーム」2019Q3決算
エイチーム

ゲームやメディアなど、幅広くインターネット事業を展開する「エイチーム」の決算が発表されました。

まず決算短信をみてみると、売上高が280億円で横ばいなのに対し、営業利益は22億円弱で▲42.9%の減益

さらには純利益はわずか11億円と、前年比で半分以下にまで落ち込んでいます。

決算説明資料をみると、いきなり業績予想の下方修正から始まっています。

前年と比べて売上高は▲1.8%、営業利益は▲39.4%、純利益は▲54.6%のダウンになる見込み。

中でも、スマホゲームを展開する「エンタメ」部門の業績悪化が著しいようです。

業績悪化を受けて、エイチームの株価も大幅にダウン。時価総額は244億円まで下がっています。

今回のエントリでは、成長をつづけてきた「エイチーム」の業績が悪化している背景や、今後の展望について考えてみたいと思います。

ゲーム事業は減収が続き、減損を計上

まずは、減収減益の主な理由となった「エンタメ」事業について状況を確認してみましょう。

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