裏でエンタメ業界を牛耳ってる!? 格闘技グループUFCも買収した「Endeavor」が上場申請!
世界25ヶ国で700イベント以上をマネジメントする米国エンタメマーケティング企業「Endeavor」がNASDAQ市場に上場申請を提出しました。
Endeavorは2016年、アメリカのビジネス雑誌Fortuneより「世界で最も重要な非公開会社(25 Most Important Private Company)」に選出。"裏で世界を牛耳っている"とも言える会社です。
母体の「Endeavor」自体は1995年、ハリウッド4大エージェンシーの1社「ICM」に在籍していたアリエル・エマニュエル氏が独立して設立した企業です。
業界に激震が走ったのは2009年。Endeavorは「WMA」との経営統合を果たします。このWMAはチャップリンやエルビス・プレスリー、マリリン・モンローの代理人も努めていた世界最古のエージェンシーで、その始まりはなんと1898年までさかのぼります。
さらに2014年には世界中のスター選手をマネジメントするスポーツエージェンシー「IMG」を買収。エンタメ業界だけでなく、スポーツ業界も手中に収めるエージェンシーへと巨大化しました。
売上高は継続して増加。直近4年のCAGRプラス29%で、2018年は36.1億ドルとなっています。
エンタメ・スポーツ業界に大きな影響力を持つEndeavorは、一体どのような事業を運営しているのでしょうか。
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