年間GMVはトヨタ3社分!驚異の50%増収を続ける「アリババグループ」2019年3月期本決算
中国最大のEコマース企業「アリババグループ」(ティッカーシンボル:BABA)が2019年3月期本決算を発表しました。(決算説明資料)
まずは中国内の小売全体GMV(流通総額)をチェックしてみましょう。
19/3期のGMVは驚異の5.7兆元、日本円にして91兆円におよびます(1元=16円で換算)。日本最大の売上を誇るトヨタ(30兆円)3社分の商品がアリババのプラットフォーム上で売買されていることになります。
彼らは3年連続で50%以上の増収率を達成し、19/3期の売上は3,768億元(6兆円)まで拡大しました。営業利益は571億元(9,136億円)で営業利益率は15.2%に低下しています。
直近12か月以内に購入実績のある「アクティブ顧客」は6.5億人、モバイルMAU(平均月間アクティブユーザー数)は7.2億人を誇ります。
事業領域を拡大し続けるアリババの事業数値を四半期ベースで詳しく追いかけていきましょう。
ここから先は、有料コンテンツになります。ご購読いただくと、以下のような内容をご覧いただくことができます。
・〇〇サービスが増収率45%に再加速
・ニューリテール店舗数は〇〇に増加
・〇〇が新たな成長ドライバーに
・アリババクラウドの成長率は〇〇%、アジア太平洋での市場シェア〇〇%
・来期も〇〇%増収を見込む