時価総額はサントリーに匹敵!タイ最大の飲料メーカー「タイ・ビバレッジ」
東南アジアには注目すべき巨大飲料メーカーが存在します。
「タイ・ビバレッジ」はタイ財閥「TCCグループ」の中核企業。1977年にウィスキー企業を買収したのが始まりで、「Chang」ブランドを投入してタイにビール文化をもたらしました。1998年にはビール消費量で「Chang」が国内シェア54%を占めていたといいます。グループが保有する複数の製造会社を統合し、2003年に「タイ・ビバレッジ」が誕生しました。
宗教上の理由でタイ国内から反発を受け、2006年にシンガポール証券取引所へ上場。現在ではアジア有数の飲料メーカーとして日増しに影響力を高めています。
2018年9月期の売上は2,300億バーツと前年から20%増収を達成。1バーツ=3.8円で換算すると約8,000億円で、日本のサッポロホールディングス(5,000億円)を上回ります。
今回のエントリでは、東南アジアで最注目の飲料メーカー「タイ・ビバレッジ」の実態に迫ります。
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・アルコール飲料以外に〇〇も展開
・〇〇の売上構成比が急上昇した理由とは
・海外売上比率は○%
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