オートバックスからシェアを奪うイエローハット:2社の決算数値を比較!
オートバックスセブン

近年は「若者のクルマ離れ」が叫ばれながらも、実は「乗用車の保有台数」は堅調に増加し続けています。

乗用車の保有台数は堅調に増加している

自動車検査登録情報協会」によれば、2018年の保有台数は6,158万台となっています。新車販売台数も527万台と横ばいを維持しています。

日本のカー用品市場は1兆円を超える規模

カーナビなどのドライブ関連グッズはわずかに縮小傾向も、依然として1兆円を超える市場が存在します。

そして、日本のカー用品業界を牽引してきた2社が「オートバックス」(9832)と「イエローハット」(9882)です。

日本のカーライフを支える2社

歴史が古いのはオートバックスです。戦後間もない1947年に住野利男氏が大阪で創業しました。当初は事業者向けに自動車部品の卸売からスタート。1974年に日本初となるカー⽤品のワンストップショップ「オートバックス」をオープンしました。以後、フランチャイズを軸に日本各地へ出店を重ねていきます。

イエローハットは1961年、鍵山秀三郎氏によって東京都・千代田区にて「ローヤル」の名で設立されました。彼らの事業もガソリンスタンドなどへの卸売から始まっています。1969年に卸先の大規模小売店でカーコーナーを開設して直販サービスを開始。1975年に直営第1号店舗「イエローハット宇都宮南店」を開設しました。

イエローハットがオートバックスを猛追

売上推移を比較してみると、オートバックスが2,116億円でリードしているものの業績は停滞ぎみ。イエローハットが着々と追い上げています。

営業利益率はイエローハットのほうが高い

営業利益率ではイエローハットが6.9%と上回っています。

「オートバックス」「イエローハット」両社の収益構造には一体どのような違いがあるのでしょうか?

ここから先は、有料コンテンツになります。ご購読いただくと、以下のような内容をご覧いただくことができます。

・店舗数でリードするのは〇〇
・イエローハットの加盟店方式は〇〇が特徴
・〇〇の小売比率が右肩上がりに上昇
・〇〇売上の減少に直面する両社
・〇〇市場はカー用品市場よりも巨大

続きを読むには

Strainerプレミアムに
ご登録いただく必要があります。

初回30日間無料体験実施中!

無料で続きを読む
または
ログイン