あの有名チェーン店に業態転換!?「幸楽苑ホールディングス」
幸楽苑

有名中華チェーンの中で営業利益率の低かった「幸楽苑HD」(証券コード:7554)。19/3期も引き続き苦戦を強いられているのでしょうか。

まずは幸楽苑HDの歴史をたどってみましょう。

1954年、創業者の新井田司翁が福島県に「味よし食堂」を開業したのが幸楽苑HDの始まりです。

幸楽苑の始まりは福島の食堂

1975年には製麺と餃子製造の自社工場を建設し、100店舗体制を目標に2店舗目を喜多方に出店しました。2002年に東証二部上場を果たすと、翌年の2003年にはラーメン業界で初の東証一部上場を達成。2012年にタイ1号店オープンするなどグローバル展開も行なっています。

また2002年には生命保険・損害保険の代理店業のグループ会社「デン・ホケン」を設立しましたが、2018年11月30日をもって約1億5500万円で事業譲渡しています。

18/3期は7200万円の営業損失を計上

9年間で売上は上昇傾向にありますが、ほぼ横ばいで推移しています。 一方、営業利益は減少傾向であり、18/3期には7200万円の営業損失を計上しました。主な原因として販管費の増加と原材料費の上昇が挙げられています。

そんな幸楽苑HDですが、2018年第2四半期報告で経常利益予想を+91%と大幅に上方修正して話題になりました。

19/3期の経常利益見通しを+91%上方修正

2019年2月に行われた第3四半期報告の時点で経常利益は14.9億円を超えており、年間でも10億円台を達成する見通しです。 

幸楽苑HDに一体何が起こったのでしょうか?


ここから先は有料コンテンツになります。ご購読いただくと、以下のような内容をご覧いただくことができます。

 ・品目別販売実績では〇〇が好調
・地域別では〇〇と〇〇が売上を牽引
・ラーメン事業から〇〇へ業態転換!
・業態転換の理由は〇〇
・〇〇により営業CFは大きくプラスに
・2018度売上・営業利益予想は〇〇

続きを読むには

Strainerプレミアムに
ご登録いただく必要があります。

初回30日間無料体験実施中!

無料で続きを読む
または
ログイン