世界75万社が利用!驚異のアップセルで急成長するWeb会議「Zoom」が新規上場
3月22日、オンライン会議サービスを展開する「Zoom Communications」(ティッカーシンボル:ZM)の上場申請書類が公開されました。
ZoomはWeb会議の第一人者、Eric S. Yuan氏によって設立された企業です。
インターネットに魅せられたYuan氏は中国・山東大学を卒業後、9回のビザ申請を経て1990年前半にアメリカへ渡りました。1997年にオンライン会議サービスを提供する「WebEx」へリードエンジニアとして参画し、会社の急成長を牽引します。
2007年にWebExはシスコによって32億ドルで買収されることになります。Yuan氏はシスコのバイスプレジデントに就任するも、ユーザーと対話する中で顧客満足の低さに直面。渡米を決断した頃の熱い想いを体現するため、2011年にZoomを立ち上げました。
Yuang氏のビジョンに突き動かされた40人以上のエンジニアが参画し、2012年にWeb会議の提供を開始します。2017年1月にはセコイア・キャピタルから約1億ドルの出資を受けてユニコーンに。現在は利用企業が75万社を超えるサービスに成長しています。
Zoomは驚異的なスピードで業績を拡大し、2019年1月期の売上は3.3億ドルまで増加しています。最近の上場企業にしては珍しく営業黒字化も達成しています。
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