「エムスリー」3Q決算:LINE連携、医療業界のM&A仲介にも進出へ
エムスリー

医療系インターネット企業として成長を続ける「エムスリー」が3Q決算を発表しました。

売上収益は963億1,900万円(前年比+15.1%)、営業利益は269億3,300万円(同+17.3%)。相変わらず増収増益を続けています。

エムスリーの説明によると、子会社の持分法除外インパクトを除くと営業利益は+20%の増益。各セグメントがどんな状況にあるのか、決算資料の内容をさらに整理しましょう。

土台事業が+31%もの増益

まず確認したいのは、エムスリーが展開する5つの主要セグメントの概況です。

事業の土台とも言える「メディカルプラットフォーム」は売上370億円、前年比+23%の成長です。エビデンスソリューションだけが△6%の減収となり、他の事業は軒並み堅調です。海外事業も売上222億円。

セグメント利益をみても「メディカルプラットフォーム」が堅調。前年比+31%の拡大で、営業利益全体の半分超を稼いでいます。その他に目立つのは、海外事業の増益。前年比+73%もの高成長となりました。

中国事業の利益が倍増

メディカルプラットフォーム事業では、製薬企業向けのマーケティング商材「MR君」などを提供。

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