世界各国で「戦略的パクリ」を展開!ドイツのインキュベーター『ロケット・インターネット』(後編)
(前編の続き)
前編では、ドイツのインキュベーター『ロケット・インターネット』がどのようにして世界的なスタートアップ育成組織になったのか、その経緯についてまとめました。
実際に彼らは、どのようにして数多くのスタートアップ企業を育てているのでしょうか?
この話になると、彼らの悪評について触れないわけにはいきません。
2012年のことですが、エンジェル投資家のジェイソン・カラカニス氏は「ザンバー兄弟は卑劣な泥棒だ。毎晩どうやって寝てるんだ。誰が(LPとして)出資しているんだ?」とツイート(該当ツイートは削除済み)。
このように、特にシリコンバレーにいる人には、ロケット・インターネットを軽蔑する人が少なくありません。
しかし、インターネット業界において、単純にアイデアをコピーするだけなら、それほど珍しいことではありません。