2036年にユーザー数20億人を目指す!「2017 Investor Day」でジャック・マーが語ったアリババの長期ビジョンとは
今や世界最大のEコマース企業となったアリババグループ。
2016年から株主を集めて「Investor Day」なるイベントを開催しており、その内容を動画でオンラインに公開しています。
そこではCEOのダニエル・チャン氏やCFOのマギー・ウー氏なども話しておりそれぞれに興味深い内容となっています。
最初は全てまとめようと思ったのですが、あまりにも長くなるので、今回は会長のジャック・マー氏が語った内容にとどめておこうと思います。
実際にまとめてみると、ジャックだけでもかなり長くなってしまいました。
話の内容も行ったり来たり「とっちらかってるぞジャック」と言いたくなりましたが、あえて順番通りにまとめてみました。
(以下ジャック)
ジャック・マーが会長として行なっている3つの仕事
今回は未来について話したいと思う。これまで大きな数字ばかり話してみんな飽き飽きしてると思うから、もっと大きな話をしよう。
私は会長として、次の3つの仕事を行なっている。
一つ目は、アリババを「ビジョンドリブン」な会社にし続けること。
二つ目は、会社としてヘルシーな文化と、素晴らしい人たちを雇うこと。
三つ目は、引退する前にアリババが生き続けるためのヘルシーなエコシステムを作ること。
18年前、シリコンバレーの投資家の前で、「世界のインターネット企業としてトップ10に入る」と言ったとき、誰も相手にしなかった。
それ以来、ビジネスプランを書くことはやめた。