2017年3月に株式上場した時には大きな注目を集めたSnap社。
ですが、今でも黒字化への道のりは遠く、株価もずっと右肩下がりです。
1年前までは「エヴァン・スピーゲルはすごいやつだから、Snapは買いだ」と言う方も多くいましたが、最近はそう言う方もめっきり減りました。
しかし、みんなが注目しなくなった頃にこそ投資チャンスは訪れる(こともある)ものです。
SnapchatのDAU(1日あたりのアクティブユーザー)は減少気味ですが、それでも1.85億人。
TwitterのMAU(1ヶ月あたりのアクティブユーザー)は3.25億人ですが、DAU/MAU比率は50%を「優に下回る」と発表されています。
つまりTwitterのDAUは1.6億人に及ばないというわけで、DAU自体はまだまだSnapchatの方が多いことになります。
Twitter社の時価総額が259億ドルにのぼる一方、Snap社は89億ドル。
日常的に使うユーザーはSnapの方が多いにも関わらず、時価総額はTwitterの方が3倍近く大きくなっているわけです(もちろんTwitterの方が経営状況がはるかに良いからですが)。
もしもSnap社が業績を良い方向に向けることができたら、投資家にとっては大きなチャンスになるかもしれません。
Snapが市場から見放されかけている今だからこそ、CEOのエヴァン・スピーゲルが何を考えているのか知っておく意味があると思います。
今回のエントリでは、エヴァン・スピーゲルが決算発表コール(2018年3Q)で語った内容のサマリーをまとめます。
その上で、そのメモを最後に添付しています。
エヴァン・スピーゲルによれば、Snapchatは次の3つの面で特別だといいます。