ヤフー(ZHD)3Q決算:PayPay決済回数は前Q比で3倍、登録者2400万人
「Yahoo! JAPAN」の親会社「Zホールディングス(ZHD)」が3Q決算を発表しました。
3Q累計の売上収益は7,596億円(前年比+7.4%)、営業利益は1,235億円(同+3.2%)。増収増益となりました。
セグメント構成をみると、コマース事業が売上5,327億円(前年比+10.4%)、稼ぎ頭のメディア事業は2,254億円(同+0.8%)となりました。
ヤフーのメディア事業が伸びないということは、日本のインターネット利用が成長期を脱し、成熟しつつあることを象徴しているようにも感じます。
こうした環境下において、ZHDが今注力しているのが「コマース事業」。前年比で+35%(+165億円)の増益となっており、ZOZO買収による影響を差し引いても成長しています。
今回のエントリでは、ZHDが直近でどのような戦術に打って出ているかについて、決算資料から重要なポイントを整理したいと思います。