世界最大級のオンライン旅行会社「Booking Holdings」の2018年3Q決算が発表されました。

（2018年3Q決算リリース）

ホリデーシーズン（7月〜9月）の繁忙期を迎えた今四半期は売上高が48.5億ドル、営業利益は22.4億ドルとなりました。

営業利益率は46.3%と高収益を維持しています。

対前年の売上成長率は9.4％と、20％前後で推移していたこれまでと比べて減速しています。

競合の「Expedia」が2ケタ成長を続けているのに対し、Booking HDの成長には停滞感が出てきてしまっているのでしょうか。

マーチャント・モデルの取扱高が66％増

Booking HDの収益をビジネスモデルごとに確認してみると、ある変化が起きていることがわかります。