ユニクロやドコモの専任部隊を結成!トップ企業特化サービスで高収益体質へ変貌を遂げた「メンバーズ」
今回はデジタルマーケティング支援サービスを提供する「メンバーズ」について取り上げたいと思います。
(公式HP)
創業者は剣持忠氏。
1990年に早稲田大学を卒業した後、日本合同ファイナンス(現ジャフコ)に入社します。
光通信での勤務を経て、1995年に企業のインターネットサービス構築を支援するメンバーズを設立。
2006年、名古屋証券取引所セントレックス市場に上場し、2017年4月に東証一部へ市場変更しました。
2006年の上場から売上高の減少が続いていましたが、2011年以降に業績が回復。
18/3期の売上高は74.0億円まで増加しています。
なお、16/3期から17/3期にかけて売上が横ばいに見えるのは国際会計基準(IFRS)の適用による影響です。
営業利益率も9.0%まで上昇しました。
メンバーズの事業セグメント「Web制作」「広告」それぞれの売上推移を確認してみると、2011年以降に変化が。
Web制作事業の成長が加速しており、18/3期の売上高は69.5億円まで拡大。
一方で、広告事業はわずか3.9億円に減少しました。
現在は構成比が完全に逆転しており、売上のほとんどはWeb制作事業によるものとなっています。
成長ドライバーとなっているWeb制作事業の大きな特徴は、各顧客の専任チームを結成すること。