昨日までの国内決算からRIZAPグループ、アトラエ、LIFULL、アエリアの4社をチェック!
アエリア

決算期も今日からだいぶ落ち着いてきましたが、昨日までにチェックしきれていない会社が山のようにあるので、その中で以下の4社をチェックしてみたいと思います。


RIZAPグループ:大幅増収増益も、営業キャッシュフローはマイナス

まずはRIZAPグループから。

今期3Qまでの累計売上収益は991億円、営業利益は81億円。RIZAPはM&Aを割安で行うことによる営業利益のかさ上げをする「逆のれん」を計上していますが、それを除くと51億円の利益になっているとのこと。

2016年度の通期売上収益は952億円でしたが、今期は3Q時点でそれを超えています。

セグメントごとの売上収益を見てみます。



美容・健康関連の収益が271億円から498億円に大幅に増大。

アパレル関連も89億円から207億円に増加しています。

グループの代名詞である「RIZAP関連」事業の売上は、3Qまでの累計で235億円と、全体の24%ほどを占めています。

2017年7月から始めた「BMP(ボディマネジメントプログラム)」により、前年同期比で37%の成長。

ボディメイク事業の累計会員数は、9.8万人を突破。

店舗数は国内外累計で148店舗に拡大しています。


1店舗あたりの平均売上は2017年には前年の1.2倍になったとのこと。

ボディメイク以外の事業も見てみましょう。

RIZAPグループは、赤字企業を割安で買収し、黒字に転換させるという取り組みを行なっていますが、そのうち上場子会社8社の状況です。

「MARUKO」は6億円の赤字から4億円の黒字、夢展望も1億円の赤字から6.4億円の黒字に転換。

その他の企業も概ね利益を増大しているとのことです。


財政状態もチェックしておきましょう。

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