サブスク収益の成長率が62%!Slackとの連携も発表した「Atlassian」2018年4Q決算まとめ
チームコラボレーションツールを提供する「Atlassian」の2018年4Q決算をチェックします。
はじめに四半期ベースの業績を見ていきましょう。
年度末となる2018/6期の売上高は2億4378万ドル。
営業損失は528万ドルまで縮小しています。
右肩上がりに売上を伸ばし続けていますが、成長率はどのように推移しているでしょうか。
2017年度にかけては少し落ち着いていましたが、今年度は約40%の高い成長率を維持しています。
「Atlassian」の好調を支える要因はいったい何なのでしょうか?
詳しく掘り下げていきたいと思います。
「Atlassian」はSaaSのイメージが強いですが、もともとのコア事業は顧客企業のホストサーバーにアプリケーションをインストールする「オンプレミス」でのサービス導入です。(リンク)
よって売上高は、SaaS利用料である「サブスクリプション」、オンプレミス導入による「メンテナンス」と「永久ライセンス(Perpetual license)」、「その他」の4つで構成されています。