【必見】Appleより原価率が低くなった!サービス収入が210億ドルに達した「Amazon」2018年2Q決算
Amazonの2018年2Q決算が出たので、まとめていきます。
(リンク)
まずは、全体の売上推移を見てみましょう。
Amazonといえば、大量の商品を仕入れて売るという「直販EC」モデルのはずですが、直販による「製品売上(Net product sales)」は318億ドルと、全体の60%程度。
残り40%は「サービス売上(Net service sales)」であり、直近では210億ドルにまで達しています。
前年からの売上成長率を計算してみましょう。
製品売上の成長率は30%前後と高いですが、この中には2017年に買収した「ホールフーズ・マーケット」による増収分も含んでいます。
サービス売上の前年比成長率は60%前後と高く、そのことが全体の売上成長率を40%前後にまで高めています。
Amazonの「サービス売上」と言えば、多くの人が想像するのはAmazon Web Services(AWS)かもしれません。
しかし、具体的な数字としてAWSの売上はまだ(?)61億ドル程度にすぎず、Amazon全体から見ればそれほど大きくはありません。
では、Amazonのサービス売上210億ドルのうちの残り149億ドルはどこから来ているのでしょうか?
内訳の一つは、「Amazonプライム会員」による会費収入です。