突然ですが、皆さんは太陽光パネルを自宅に導入していますか?
総務省の統計によると、日本では平成25年時点で、3.0%の住宅に太陽光パネルが導入されていたようです。
導入された方は経験あると思いますが、太陽光パネルの導入には税制優遇を受けるための書類提出など、結構面倒な手続きがある上、何よりも大きな初期投資、あるいはローンを組む必要があります。
太陽光パネルを導入していない方の中には、このような面倒な手続きや障害があるために、導入を諦めた方もいるのではないでしょうか。
経済大国アメリカでも、同じことが言えます。
電気代を安く、そして環境に優しい生活をしたいと思う人は多くいるにも関わらず、様々な障害により、多くの人がそれを実現させることが出来ていません。
そんな状況を変えようと取り組んでいるのが、今回紹介する「Vivint Solar」です。
(ホームページ)
Vivint Solarはもともと、Vivintというスマートホームの建設をおこなっている会社の太陽光発電パネル販売事業部でした。
しかし、事業の効率性を上げるため、太陽光発電パネル販売部門を2011年にスピンオフし、この部門が現在のVivint Solarになりました。
ちなみに、Vivint本体はその後2012年に、米最大手のPEファンドであるBlackstone Groupに買収され、Fast Companyによる「もっともイノベーティブな企業50 2017年度版」に選ばれているほどの企業です。
Vivint Solarの成長は著しく、その総発電量は過去3年間の平均成長率が49%となっています。
総発電量の増加に伴い、売上は破竹の勢いで成長しています。