ゴルフEC買収で急拡大!旅行事業への展開などで東証一部を狙うリクルート出身遅咲き社長の「バリューゴルフ」
今回はゴルフを1人で予約できるサービスを運営している「バリューゴルフ」について見ていきたいと思います。
(ホームページより)
創業者である水口通夫氏は1957年生まれ、東京出身。
1971年に早稲田大学を卒業して、リクルートに入社しました。
起業したい願望が強かったものの、仕事に励んでいるうちに気づけば45歳に。
60歳まで働くとして、あと15年このままでいいのかと思い起業を決意。
2003年1月に(株)スリーベースを設立。
特に分野を絞らず、ブライダルの広告制作受託や不動産広告のコンサルティングなどを行なっていました。
しかし、なんでもできるということは何にもできないのと同じではないかと考えた水口氏は専門の情報誌を作ることを考えました。
リクルートが扱っていない分野・市場を探した結果、67個あることがわかりました。
その中の最終候補として、釣り、ゴルフ、ダンスの3つに絞り、一番入りやすそうということでゴルフを選びました。
2003年10月にゴルファー向けフリーペーパー 「月刊バリューゴルフ 関東版」を創刊。
2004年に(株)バリューゴルフを設立して、スリーベースから月間バリューゴルフ事業を移します。(スリーベースは後に吸収合併)
2005年に「ゴルフ場予約代行サービス」を開始。
1人需要に目をつけたサービス
ゴルフ場の予約は人数が揃っていることが前提です。1人で予約ができるのは会員権を持っている人だけでした。
しかし、社会人が複数人で予定を合わせるのが難しかったり、ゴルフにいきたいと思ってもメンバーが集まらないことがあり1人で予約したいニーズがあるのではないかと考えました。