いつのまにSaaS企業に?営業利益+59%の「はてな」が好調な理由
日本のインターネット民なら多くの人が知る「はてな」が、業績好調です。
今年3Qまでの売上は19億円を超え、営業利益は3億9,400万円。
前年同期と比べて+59%という高成長です。
半年ごとの業績をみても、2016年H1(上半期)から、ほぼ一貫して成長を続けています。
はてなといえば「はてなブログ」「はてなブックマーク」など身近なサービス群が頭に浮かびますが、成長に貢献している事業はどれなのでしょうか?
四半期ごとに数値を整理しつつ、成長の背景について調べてみたいと思います。
はてなのサービスは、大きく3つに分類されています。
1つ目は「コンテンツプラットフォーム」。「はてなブログ」や「はてブ」など、普段から目にするサービスです。
2つ目の「コンテンツマーケティング」では、企業向けに『はてなブログMedia』を提供。オウンドメディアの運営サポートなどを行なっています。
そして3つ目は、「テクノロジーソリューション」。サーバー監視サービス『Mackerel』や、マンガビューワ『GigaViewer』など、企業向けのツールを提供しています。
3つの事業カテゴリは、それぞれどのくらいの売上をあげているのでしょうか。