値引きしないポリシーで高収益を実現!ECと店舗の回遊モデルで成長するブランド企業「スタジオアタオ」
今回は急成長中のハンドバッグのブランドを展開する「スタジオアタオ」についてまとめます。
2005年の兵庫県神戸市で創業され、2016年11月29日に東証マザーズに上場しました。
(公式サイト)
創業者の瀬尾訓弘は1976年生まれ。
2000年に「ベルシステム24」に入社したのち、2002年には学校法人「河合塾」に入社。
その後、2005年に設立したのが「(有)スタジオアタオ」です。
瀬尾氏は設立以前から、婦人アパレルのデザイナーとして活動していました。
しかし、トレンドが早く、生産コストを下げるため中国で生産するアパレル業界に疑問を感じていました。
そこで、よりトレンドが緩やかで、じっくりモノづくりができるバッグの製造販売に興味を持ち、独立を決意しました。
出身地である岡山の布と、皮革産業で有名な姫路の皮革を使用し、地場の職人の技術を生かしたバッグを世に出したいと考えていました。
2007年に株式会社化し、2009年にはデジサーチアドバタイジングと「ATAO」ブランドのオンライン販売を開始。
2011年には新ブランド「IANNE」をパリで発表するなど、新たなブランドの開発にも取り組んでいます。
業績推移を見てみます。