世界各国で「戦略的パクリ」を展開!ドイツのインキュベーター『ロケット・インターネット』(前編)
ドイツのインターネット系企業に「ロケット・インターネット」があります。
彼らはいわゆる「インキュベーター」で、生まれて間もないスタートアップ企業に投資し、積極的に事業に関わって大きく育てるのが仕事です。
ロケット・インターネットは、シリコンバレーで成功したスタートアップ企業を徹底的に「パクる」ことでも知られています。
古くはAmazonから、Facebook、Airbnb、Grouponなど、ありとあらゆる成功したスタートアップのアイデアを丸パクリしては、アメリカ以外の市場で展開。
単に彼らのことを「このパクリ野郎」と思っている人は少なくなく、評判はあまり良くありません。
ただ、そういった印象を持たれるのも彼らが成功しているからであり、(アイデアはパクリだけど)成功するスタートアップを確度高く生み出してきたというのは事実。
日本でも孫正義氏が「タイムマシン経営」として、ある意味では近いアプローチで成功した起業家です。