2020年の市場規模は411億ドルと予測!9.11を機に設立された危機管理SaaS「Everbridge」
Everbridgeは、災害時のアラートなどを通知するソフトウェアをクラウドで提供するアメリカのテクノロジー企業です。
創業は2002年で、アメリカのマサチューセッツ州バーリントンに本社をおいています。
2001年の同時多発テロ(いわゆる9/11)を受けて、緊急事態での連絡方法をよりよいものにしたいという思いで創業。
2009年4月に旧社名「3n Global, Inc.」から、現在の「Everbridge, Inc.」へと変更しています。
現在では次のように名だたる企業がEverbridgeのサービスを使っています。
(企業サイトより)
マイクロソフトやセールスフォース、Amazonなどの他にGithub、Atlassian、Slackなど、いわゆるSaaS企業のロゴが目立ちます。
2016年にナスダック上場を果たし、その後も業績を急速に拡大しています。
2017年の売上は1億ドルを突破し、営業赤字は2000万ドル弱。
2012年以来、30%前後の売上成長を続けています。
Everbridgeが提供する「危機管理システム」とはどういうものなのでしょうか?
詳しく見てみたいと思います。
Everbridgeが提供するサービスの目的は、災害時に企業が適切な対応をとり、ビジネスを稼働させつづけることです。