学習塾向けのITシステムまで提供!新潟発の個別指導塾「森塾」を展開する「スプリックス」が新規上場
今回は、新たに上場が発表された教育企業「スプリックス」についてまとめたいと思います。
スプリックスは1997年1月に設立され、新潟県長岡市で個別指導塾「森塾」を開校。
2003年3月には読書教育プログラム「グリムスクール」のサービスを開始し、2004年12月には学習教材「フォレスタ」シリーズを販売開始。
2006年3月には学習塾マネジメント用システム「フォレスタデータベース」の販売を開始。
2006年10月には東京で「東京カルチャーヴィレッジ(現・東京ダンスヴィレッジ)」を開校。
2012年には中国語検定「HSK」シリーズの出版も開始しています。
このように、学習塾の販売だけでなく、教材やITシステムまで手がけてきたのがスプリックスという会社です。
過去5年間の業績推移を見てみましょう。
2017/9期の売上は85億円と、4年前と比べて2倍近くに拡大。
また、経常利益率は13.7%と、ここ5年で大きく改善しています。
新潟から始まり、売上100億円に迫ろうとしている教育企業「スプリックス」とはどのような会社なのでしょうか。
今回のエントリでは、同社の事業内容と決算数値について掘り下げてみたいと思います。
スプリックスが展開する事業は、「学習塾サービス」「教育関連サービス」の大きく二つに分類することができます。