MBOからの4年で売上5倍!広告関連事業をベースに『Unipos』への投資を加速する「Fringe81」
今回は、先日決算が発表されたインターネット企業、「Fringe81」についてまとめたいと思います。
始まりは2005年4月のことで、数多くのインターネット起業家を輩出した「ネットエイジグループ(現・ユナイテッド)」にてRSS広告事業を行うことを目的に2005年4月に『RSS広告社』として設立。
2010年には事業領域の拡大とともに『Fringe81』に社名を変更。
「Fringe」とは、「普通でない、異常な、前衛的な」などが古来の意味ですが、そこから「最先端」という意味合いを打ち出し、それに日本の国番号である「81」を加えた社名です。
上の記事によると、ロンドンでは「Fringe」という言葉で新しい文化の発信地を指す意味合いがあるそうです。
その後、2012年11月には、MBOによる独立を企図して新法人「Fringe81ホールディングス」を設立。
2013年3月に、既存株主から株式の72%を既存株主から取得して子会社化します。
そして、2013年7月に旧Fringe81を吸収合併し、Fringe81ホールディングスの社名をFringe81に変更したという経緯があります。
これらの沿革については、いい感じの図があります。
そして、MBOから4年が経過した2017年6月27日に東証マザーズに新規上場を果たしています。
2012/2期から6年間の業績推移を見てみましょう。